診察内容

1、婦人科がん検診

a.子宮頸がん

ヒトパピローマウイルス感染をおこして生じるがんです。ブラシを使って簡単に検査できます。希望により、子宮頸がんワクチンを注射して予防も可能です。(図ーイ)

b.子宮体部がん

子宮の奥にできるがんです。不正性器出血がある場合は、必ず検査をしておく必要があります。(図ーロ)

c.卵巣がん

当院では超音波による検査をします。卵巣がんは自覚症状がほとんどなく、ある程度進行してから発見される厄介な病気です。比較的早期のがんの場合には内診のみでは発見は不可能です。検診を受ける方は必ずおこなった方が良い検査です。(図ーハ)

※一般の子宮頸がん検査だけでは不十分です。子宮頸がん、子宮体部がん、卵巣がんのチェックをして始めて異常なしと言えます。通常の子宮がん検診時に3カ所同時に受けることをお勧めします。

2,乳がん検診

a.超音波検査

当院では痛みのない超音波断層装置を使用しておこないます。日本人は高濃度乳腺が多くマンモグラフィーだけでは、腫瘍が見落とされやすいのです。超音波による併用がベストです。

b.マンモグラフィー検査

★市や町の乳がん検診受診券をお持ちの方が対象となります。
マンモグラフィーは、健康管理センターに委託しています。
毎週水曜日 PM3:30~ または PM4:00~ を当院で予約しますので、健康管理センターにおいで下さい。(都合のつかない方は希望日を調整します。)
予約時間でほとんどお待たせすることなく、検査は5分程度で終了します。女性の技師が担当し、検査結果は当院より1週間~10日位でお知らせします。

3,避妊

その方その方に合った避妊法を指導し、各避妊法の副作用を説明いたします。(低量ピル、子宮内避妊器具、急な避妊失敗時の緊急用避妊ピル など)

4,不妊症・不育症

不妊となる原因をまず十分に調べます。基礎体温、各種ホルモン検査、生化学検査、抗精子抗体検査、夫の精液検査、子宮卵管造影検査、子宮頸管粘液の検査など行った後に、治療法を決定します。

  1. タイミング治療
  2. 薬物治療
  3. 人工授精治療
  4. 以上の治療をしてもしない方、あるいは卵管性不妊症の方、受精異常や高年齢の方、夫の精子に異常がある方は体外受精の実績の高い施設へ御紹介します。

※不育症の原因検査治療も行っています。

5,月経異常・PMS

  1. 生理前に体調が悪く精神的に不安定になる方
  2. 生理痛の重い方
  3. 生理の量が多い方
  4. 生理不順が心配な方

以上の方は、まずホルモン検査や超音波検査をして、個々に合ったピル、漢方治療、ホルモン治療等をおこないます。

6,性病(STD)・細菌性腟炎・カンジダ腟炎

放置しておくと、子宮内に炎症が進み、腹痛、発熱等を引き起こします。また不妊症の原因にもなり、相手の方へも病気をうつしてしまいます。妊娠中だと、早産、流産の原因にもなります。
おりものが変だと感じたら早めの受診が必要です。腟炎の原因を検査し、それに適した治療を行います。

7,子宮内膜症・子宮筋腫・卵巣腫瘍

超音波検査ですぐに診断できます。放置すると、不妊症になったり貧血がひどくなったり、急な腹痛が生じたりします。最悪の場合、子宮摘出や卵巣摘出となりますので、月経困難症、過多月経、腹痛を感じたら早めの診察が大切です。

8,更年期障害・骨粗鬆症・高脂血症

内科的に異常がないのに気分の落ち込み、イライラ、頭痛、肩こり、急な冷え性、ホットフラッシュ、月経不順などが出現します。仕事や日常生活に影響をおよばすと感じたら受診しましょう。女性ホルモンの検査をし、女性ホルモン投薬治療、漢方治療などをおこないます。
また40才を過ぎた頃より骨密度が著しく減少し、骨折しやすくなります。その予防のため骨粗鬆症の検査をおこない、治療いたします。また中性脂肪やコレステロールが高値となりやすくなります。血液検査をして投薬治療いたします。

9,頻尿・過活動性膀胱、尿漏れ、膀胱炎症状

夜間頻回にトイレに起きたり、おしっこが我慢できずに漏れたり、またくしゃみや咳で少量の尿漏れが起こる場合があります。相談もしづらく外出しても気になっている方は、来院して下さい。薬で改善できます。

10,妊娠検査・妊婦健診

妊婦さんの御都合により、妊娠前半までの期間、健診をおこないます。4Dによる胎児録画もおこなっています。

11,分娩後の母乳・おっぱい相談

お産後におこる色々な相談に応じています。乳腺炎、乳汁うつ帯、乳頭の傷、育児による精神不安などへの指導、管理、治療をこまやかにおこなっています。一人で悩まず相談して下さい。自治体によっては助成があります。各自治体にお問い合わせ下さい。

12,産後母子ケア事業の受け入れ

生後4ヶ月未満の乳児およびその母親で家族等からの産後の援助を受けられない方が対象となっています。産後の身体の機能回復に不安の方、初産で育児不安の強い方、休養や栄養面で不安の方が対象です。詳しくは各市役所、役場にお問い合わせ下さい。

13,出生前診断

御希望があれば説明をした上で母体血清マーカー検査(クアトロテスト)をおこなっています。

14,予防接種

★定期接種…対象者は助成あり(BCGは行っておりません)
★市助成の風疹検査・予防接種…条件により市の助成あり
★任意接種…助成なし
・ロタウイルス
・おたふくワクチン
・インフルエンザワクチン
★持ち物
・もんしんくん又は問診表
・母子手帳
★予約
ワクチン確保の為なるべく1週間前までに予約してください。
*ワクチンデビューは生後2ヶ月からです。早めに接種を開始しましょう。

妊娠初期に風疹に感染するとお腹の赤ちゃんが難聴、先天性白内障、心疾患になる確率が高いと言われています。風疹抗体が16以下の方は出産後、早めに風疹ワクチンを接種しましょう。(妊娠中はできません)

15,母体保護手術(人工妊娠中絶手術)

母体保護法指定医であり、安全に、人工妊娠中絶手術を行います。まずは相談のためご来院ください。